このホームページは、国土交通省江戸川河川事務所、流山「市民の会」久谷興四朗さん、
鵜沢俊明さん、元新松戸郷土資料館館長大井さん、新松戸花桃の会の方々に画像などご協力を頂きました。

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浅間山の大噴火と川へ泥が流れる様子を描いた絵
(群馬県立歴史博物館所蔵)

農業をさかんにしたい
雨のたびに逆流する逆川
渡辺庄左衛門の挑戦
お願いと苦労
上郷と下郷の対立
話し合いによる約束
ほりつぎ工事の完成
思いをつないだ庄左衛門
 今から約240年前の1781年(安永10年)に、上郷の12村が連名で
坂川を松戸宿まで掘りつぎ、そこで江戸川に水を流し込む計画を幕府に
願い出ました。しかし、その願いは取り上げてもらえませんでした。
 1783年(天明3年)には浅間山が大噴火をおこして、たくさんの火山灰
が降りました。関東地方では、降った火山灰によって、水田が全滅する
被害がでました。
 この大噴火によって、たくさんの泥が利根川から江戸川に流れ込み
ました。それによって江戸川の川底が高くなり、坂川の水がますます
江戸川に流れにくくなりました。
 この後、上郷では毎年工事の計画を願い出ましたが、聞いてもらえま
せんでした。

お願いと苦労